先日のブログで子ども達とたまに釣りに行く話を書きました。
最近だいたい多摩川の同じポイントに行くのですが、その場所にはいつも同じ人が釣りをしているのです。朝に行っても夕方に行ってもだいたいいます。
そしてその人は…
向かいの家に住んでいるおじさん…!うちから距離10mの所です笑。
前々からよく釣りに出かけてるなぁと思っていたのですが、僕たちが行くポイントと同じ所にいるとは…というか僕たちが通い始める何年も前から行っていたのだと思います。
その方はもう仕事も引退しているので1日のかなり長い時間を川で過ごしています。
持った感想は…
羨ましい…!笑
自然の中で時間を気にせずに釣りをする生活。
さて、この生活、実は脳科学的にも人生の充実度にかなりの貢献をしているのですね。
最近ではよく「神経伝達物質や各種ホルモンの分泌の度合いやバランスが人生の質を決める」なんて言われて多数の書籍なども出ていますが、その体内物質の中でも特に人生の質に関係が深いのが、、
・セロトニン
・ドーパミン
・オキシトシン
の3つなのです。
幸せな感情や安定した精神に関わるセロトニン、快感を得てやる気をアップさせるドーパミン、社交性を高めたり精神を安定させたりで幸福感にも関わるオキシトシン。
もちろん他にも様々な神経伝達物質やホルモンが心の健康には関係しているのですが、上記3つをどう分泌していくのか?に着目すると人生の満足度が上がるということなのです。
なので向かいのおじさんが毎日何をしているかというと…
朝早く太陽光を浴びながらリズム運動である自転車漕ぎをしながら川へ向かう→セロトニンの分泌活性化。
川で魚の当たりがくる→ドーパミン放出。
通ううちに仲良くなった釣り仲間と他愛のない話をする→オキシトシン分泌。
という感じで最高の生活をしているのです。
幸せ脳。
一つ注意点があるとすれば、ドーパミンの過剰により「釣り依存症」レベルまでいってしまうと生活もままならなくなることもありますが、セロトニンはドーパミンやノルアドレナリンの制御をする役割もあるので自然の川まで赴いてする釣りは「パチンコ」のそれよりもリスクは低いのです。
いやぁ、いい生活だ。
まあ釣りはあくまで一例ですが、もし自分の人生の充実度が低いなという場合には釣りの部分を自分の仕事や趣味などに置き換えてアプローチしてみるのもいいかもしれません。
自分の身体の中で起こることが自分の心の充実度を左右します。
あ、ちなみに今回の写真は向かいのおじさんではなく、次男(5歳)です。もはや人生何周目かの佇まい笑。
ではまた次回!!