1.正しい方法を学べる場所2.日常から隔離された空間
3.情報を取捨選択の重要性
4.やる気サイクルの活性化
ヨガ教室ではこれらのポイントが相互に影響し合いヨガに集中する環境(物理的環境と精神的環境)を作り出しています。ヨガ(または他のことでも)を続けるにはそれを行うための土台(もしくは環境)が大事になってきます。どんなに内容のすばらしいものでも環境が整っていなければその真価を発揮することができません。
RSYではこの土台の部分を大切にしています。ヨガをやりたいと思い行動を起こしてくれた方がいかに深くヨガができるかを常に考えています。特に未経験の方にとってはヨガを始めるということはハードルが高く勇気のいる事かもしれません。始めてみたいけれども身体に不安があり躊躇している方もいると思います。そんな方も教室に一度足を運ぶことで自分の殻を破れる、そんな環境をつくっていきたいと思っています。
迷いや不安がある状態でもヨガ教室に足を運ぶことで、日常から隔離されたスタジオにいる時間は集中して身体を動かすことができます。他の参加者の存在も励みや刺激になります。インストラクターが身体の動かし方も優先順位をつけてアドバイスするので今自分の心身に必要なところが動いてきます。そこに深い呼吸が加わることで心地良さを感じることができます。そしてクラスが終わる時には達成感を感じやる気も湧いてくるでしょう。そして次のクラスへも通うことができ、やる気や心身の快適さも増していきます。
ここまでは教室ありきのヨガの実践サイクルですが、でも本当に重要なのは「教室に通う」ことの効果だけではないのです。教室に通い上記のようなサイクルを繰り返すことで、1人1人に確かな力がついてきます。それは「知恵」です。「知恵」とは知識や経験を自分の人生に運用し実践できる力のことです。
教室に通ううちに、身体の仕組みについての知識や身体の動かし方。ヨガのアーサナ(ポーズ)に関しても「どこがそのアーサナの特徴なのか」「またどんな効果があるのか」などの知識がついてきます。また身体を動かしているうちに自分の身体の動かし方のクセや弱い所などもわかってきます。自分を知ることとヨガの知識が合わさることで、何をすれば自分が変わっていくのかが選択できるようになります。また自分の心の動きの特徴も見えてきます。身体と心の状態が密接につながっていることも実感してきます。そういった感覚や洞察力がついてくると日常生活や仕事でも取捨選択の能力、情報過多に惑わされない能力もついてきます。
そうやって自分をコントロールし向上させる力がついてくることでさらにやる気もアップしてきます。また教室で得た実技(実際のヨガ実践の方法)が心と身体に定着してくることでヨガを家などでもできるようになります。呼吸法などは電車の中でも仕事中でも出来ます。(やってても外見からバレませんから。)こうして知識や経験として散らばっていた個々のものが知恵となります。その知恵は本質を見極める力にもなり、それぞれのフィールド(仕事や育児や趣味、日常生活の全ての場面にいたるまで)で自分の本当の力を発揮できるようになっていきます。
少し話が難しくなりましたが、ものすごく雑に要約すると「やりたいことがなんであれ身体を動かすことがまず大事でそのための場がヨガ教室でもいいのではないか」という話でした。
RSYのヨガ教室は、少しかっこいい言い方をすれば、「自分と深く向き合うために思い切り身体を動かせる場所で自分の人生の指針が見つかる(かもしれない)場所」です。