1. 下半身力=無限の可能性
  2. 骨盤底筋群~縁の下の力持ち~

骨盤底筋群~縁の下の力持ち~

骨盤底筋群~縁の下の力持ち~
みなさんは骨盤底筋群という筋肉の集まりを知っていますか?骨盤底筋群というのはその名の通り骨盤の底にある複数の筋肉(肛門挙筋など)の総称です。これらの筋肉は尿道や肛門を引き締める働きがあります。骨盤底筋群が弱ってしまうと体の出口がゆるくなるので尿漏れや頻尿などが起こってしまいます。

骨盤底筋群が重要なのはこれらの症状を起こらなくする働きだけではありません。骨盤の底にあるため直腸などの内臓も下から支えています。まさに「縁の下の力持ち」である筋肉群で骨盤の土台です。土台部分が弱ってしまうと腰痛や内臓下垂、股関節痛などの症状を結果として引き起こします。仕事などで座り姿勢が多い方は弱りやすい部位かもしれません。

機能性のある下半身を作り出すには、この骨盤底筋群を強くしなやかに保つことも大切となってきます。股関節に近く位置し深い関係のある筋肉でもありますし、体幹をうまく機能させるのにも必要です。どうやって動かすのかわからない方もいると思いますが、おならを我慢する時みたいに肛門を締める感じで力を入れると骨盤底筋群は動いてきます。慣れてくると前の方と後の方でわけて収縮させることもできるようになってきます。

ヨガではこの骨盤底筋群をコントロールしアーサナ(ポーズ)や瞑想を行っていきます。骨盤底筋群を締めて全身を調整する技術をヨガでは「ムーラバンダ」と呼びますが、ムーラバンダがうまく出来るようになってくるとアーサナや瞑想も格段に深まります。腕だけで身体を支えるアームバランス等のアーサナも一見下半身を使っていないように見えますが、実はこの骨盤底筋群を強めに使って全身を安定させているのです。ヨガをすれば骨盤底を使う、逆に骨盤底を使えばヨガが深まる、使うということは鍛えられるということ、ヨガは骨盤底筋群のトレーニングとしても最適です。

普段あまり意識することのない筋肉かもしれませんが、身体の土台である下半身の中心的役割を担っています。左右のバランスを整えるのにもとても大事になりますので、しっかり動かしてあげると身体が変わってくると思います。

ヨガのジャンプインハンドスタンドを覚えたい場合にも超重要な部位となります。

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