アーサナメモvol.30
アルダ・チャンドラアーサナ

2020/01/23
アーサナメモvol.30
アルダ・チャンドラアーサナ
雨ですね。傘をさすかささないか迷うくらいの弱さですが。しばらくパッとしない天気が続くようです。

さて、今日のアーサナメモはアルダ・チャンドラアーサナ。日本語では半月のポーズという名前。水曜夜のクラスでは毎回行っているアーサナです。慣れないとバランスをとるのが難しいと思います。最初はぐらついていてもポイントを掴んで繰り返せばピタッと止まれるようになります。頻度が大事ですね。

メモ
・姿勢を安定させるには手を置く位置が大事。肩の真下に手首が来るようにセット。手のひらをベタっとつけるのではなくて指を立てて置き軽く体重をかける。基本は軸脚に体重を乗せてバランスをとる。

・骨盤を横に向ける際に軸足のつま先が内向きにズレていかないように少しずつ体を横に向けていく。

・浮かせている方の脚の大腿骨は骨盤方向に引き込むようにすると安定して上がりやすい。上げる高さの目安は上半身の延長線上。

・このアーサナに取り組む前に片足立ち(ヴリクシャアーサナやウォーリアーⅢ)に慣れ、なおかつ股関節外旋、外転(ウォーリアー2やトリコナアーサナ)がスムーズにできるようにしておくといい。

最初は僕も苦手意識のあるアーサナでした。(今も完全に安定しているとは言えませんが…)でも繰り返しているうちにだんだんと安定感が増してきました。すでに慣れている方は床に置いている手を浮かせて軸脚だけで体を支える練習をしてみてもいいかもしれません。

股関節の機能、体幹力、バランスをとるための脳や神経の機能、自分の力を見極める力、など様々な力を上げるのに有効なアーサナだと思います。